2014年06月04日

だんだん



梅雨らしい空模様です。

先日、といっても
もうずいぶん前の事なので
あげるかどうするか迷いましたが一応載せます。
記録の意味も込めまして。

2月に行われた
蘭亭書道展で、朝日新聞社賞を頂きました。
だんだん、賞が上がっていってますface03



春風弄新陽
はるかぜしんようをろうする
春風が新春をもてあそぶように吹いている

という、けっこうメジャーな題材です。



賞状hime29



副賞の墨池kimochi30
ぼくち
と読みます。

この墨池がまたいいでしょうhime1
陶器でできているみたいです。
だいたいプラスチック製を使うのですが
こんな良い物、もったいなくって使えません。

ちなみに墨池とは読んで字のごとくbou1
墨汁を入れる容器です。
墨汁を入れる容器は一般的に使っている物は硯ですね。
硯はだいたい水から固形墨をする容器です。
以前は墨汁とか市販されていなかったらしく、墨を水から磨って
それから、習字の時間は入っていたらしいです。
私たちの頃(60年代生まれ)からは市販品の墨汁を使っていて
墨をするなんてことはやりませんでしたね。
たまに、書初め大会とかに選ばれて墨汁をちょっと磨って濃くしたりはしましたが。
今の子供たちのはプラスチック製なんですよね。
墨をするなんてことすら知らないのかもしれません。

墨池は持ち歩くにはあまり向いていません(けっこう重いんです)ので
教室に行くときは硯を持って行きます。
自宅で大きな作品を書くときなどに使用しています。
大きな筆にたっぷりと墨汁を含ませないといけませんので硯では無理です。

と、このように書の道具って意外といろいろあるんですよね。
で、分かってくると良い物がだんだん欲しくなるんです(^_^;)

今度の副賞はなんだろう
うっひっひっbou1




  
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Posted by 光風  at 18:17Comments(10)書道