2013年01月10日

裏打ち

今年の書初めは
どこかの誰かさんの記事
私なんかの書を欲しいといって下さった
ブロガーの方に
失礼なものをお渡しするわけには行かないので
ちょっと練習をして
そこそこ見れる作品を作ってみましたface03

30枚ぐらい書いてやっと5枚くらい出来ました。
ちゃんとした作品にするために
裏打ち をします。
裏打ちとは、作品本紙のしわ、たるみを防ぎ、補強することです。
紙はその性質上、墨などの水分が加わると収縮します。
作品を描くとき、墨を乗せた部分の紙は収縮し、
墨の乗らない部分は収縮しません。
このしわやたるみを伸ばすため、裏打ちがされます。
裏打ちされた作品の美しさは一目瞭然。
しわやたるみはもちろん無くなり、
墨の色もはっきりと出ます。
裏打ちによって作品の印象がガラリと変わることもあるので
裏打ちまで含めて作品の完成といってもいいです。

今までは、業者の方に頼んでいたので
自分ではした事がありません。
初めて裏打ちに挑戦します。
サイトで紹介されているやり方で
やってみました。


出来ませんでしたface07
しわがめっちゃできてるじゃんbou21

プロに頼むのは恥ずかしい・・・
なんかいい方法ないかなぁ
と、考えて逆方式でやってみた所
何とかできましたhime1
私って、やれば出来る子だったんですicon22


良く乾かして
最後に落款を押します。
自分の名前のハンコですね。



書道用のハンコを押す朱肉は、
乾くまで時間がかかります。
乾いてしまうと百年は持ちます。

押す場所によっても作品自体が
変わってくるので
ドキドキしますが、
何とか出来上がりました\(^o^)/
  
  • LINEで送る


Posted by 光風  at 20:06Comments(8)書道